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Blog採用動画制作の効果測定|応募数アップにつながるKPIとは

2025.07.22

「採用動画、作ったけど効果が見えない…」

「上司に費用対効果を説明できない…」

もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、この先がきっとお役に立ちます。

私たち【サイドウ】は、福島県内で企業の採用を支援する中で、こういった声によく耳を傾けてきました。

採用動画は確かに効果的な手法ですが、その効果を最大限に引き出すためには、きちんと成果を数字で測ることが重要です。

動画の効果測定ってどうしたらいいか悩む人事担当者

この記事では、採用動画で実際に応募者を増やすために必要なKPI(重要業績評価指標)と、その測定方法について詳しく解説します。最後までお読みいただければ、あなたの会社の採用活動に役立つヒントが見つかるはずです。

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目次

1.なぜ今、「採用動画の効果測定」が欠かせないのでしょうか?

今や多くの企業が採用動画を活用していますが、ただ「作っただけ」で終わっていませんか?なぜ効果測定が重要なのか、その理由をお話しします。

1-1. 感覚ではなく「データ」で語る採用の時代です

現代の採用では、激しい競争が続いています。もはや感覚だけに頼った判断では、優秀な人材を確保することが難しくなってきました。採用動画への投資も同じです。

会社の大切な資源(時間、費用、人材)を使う以上、「なんとなく良さそう」という印象ではなく、具体的な数字で効果を示すことが求められています。何がうまくいっているのか、何を改善すべきかを数字で把握し、次の行動に活かす。この「データに基づいた採用」こそが、あなたの会社の採用力を強化する鍵となります。

1-2. 投資対効果を最大化し、次の一手を確実にするために

効果測定を行わないと、せっかく作った採用動画が期待通りの成果を出しているかが分からず、無駄な投資を続けてしまうリスクがあります。

しかし、KPIを設定し、効果を測定・分析することで、「この動画は効果が出ているから継続しよう」「この動画は改善が必要だ」といった具体的な判断が可能になります。これにより、限られた採用予算を最も効果的に配分し、投資対効果を最大化できるのです。

2. 「KPI」とは?応募数アップに直結する重要指標を解説

採用動画の効果測定に必要な「KPI」について、基本的な意味から具体的な指標まで詳しく見ていきましょう。

2-1. KPI(重要業績評価指標)とは「目標達成への道しるべ」です

採用動画のKPIとは解説している画像

KPIとは「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略で、最終的な目標達成に向けた進捗を測るための「物差し」です。

例えば、最終的な目標が「優秀な人材の確保」だとしたら、その手前の「応募数アップ」という中間目標に対して、具体的なKPIを設定して進捗を測ります。

採用活動でKPIを定めるとしたらの例

2-2. 応募数アップに繋がる採用動画の主要KPIと測定方法

採用動画の効果測定では、単純に動画が何回再生されたかだけでなく、実際に応募者を増やすことにつながる様々な指標を確認する必要があります。Google Analytics 4 (GA4) などの分析ツールも活用しながら、測定方法も含めて解説します。

【Webサイト関連のKPI】動画の「見られ方」と「エンゲージメント」を測る指標

動画がどれだけ見られ、興味を持たれているかを測ります。

YOUTUBEスタジオの画面

動画視聴回数/再生数

  • 重要性: 露出度を示す最も基本的な指標。
  • 測定方法: YouTubeアナリティクス、Vimeo統計情報、GA4(サイト埋め込み動画の場合)。

動画の平均視聴時間/視聴完了率

  • 重要性: 動画が求職者を惹きつけているかを示すエンゲージメント指標。最後まで見てもらうことが肝心。
  • 測定方法: YouTubeアナリティクス、Vimeo統計情報で視聴維持率を確認。GA4でも動画再生進捗を確認可能。

採用サイトへの流入数

  • 重要性: 動画から採用サイトへどれだけ誘導されているかを示す。
  • 測定方法: GA4の「参照元 / メディア」レポート。UTMパラメータ活用も有効。

採用サイト内での回遊率/滞在時間

  • 重要性: 動画で興味を持った求職者が、サイト内でどれだけ詳しく情報を調べているかを示す。
  • 測定方法: GA4のエンゲージメントレポートで「平均エンゲージメント時間」を確認。

【応募プロセス関連のKPI】直接的な「応募」に繋がる行動を測る指標

採用動画の最終ゴールである「応募」に、どれだけ貢献しているかを直接測る重要なKPIです。

応募フォームへの到達数/完了率

  • 重要性: 動画で応募意欲が高まった求職者が、実際にアクションを起こす手前まで進んでいるかを確認。
  • 測定方法: GA4で応募フォームの完了をコンバージョンイベントとして設定。ATSや応募フォームの管理画面でも確認。

応募数

  • 重要性: 最も直接的な成果指標で、採用動画制作の投資対効果を上司に報告する上で最も説得力がある。
  • 測定方法: ATSや応募フォームデータで集計し、動画導入前後で比較。

応募経路別応募数(「採用動画を見た」からの応募)

  • 重要性: 動画が応募にどれだけ貢献しているかを明確にする。
  • 測定方法: 応募フォームに「何で当社を知りましたか?」という設問を追加(「採用動画」の選択肢)。面接時のヒアリングも有効。

【長期的な視点でのKPI】採用単価、内定承諾率、定着率

採用動画は短期だけでなく、長期的な採用効率改善にも寄与します。

  • 採用単価: 採用動画導入により、一人あたりの採用コストが減少したかを示す。
  • 内定承諾率: 採用動画を見た応募者の承諾率が向上したかを確認。
  • 定着率: 採用動画を通じて企業理解を深めて入社した社員のミスマッチが減り、定着率が高まるかを示す。

3. 効果測定の具体的なステップと改善サイクル

グーグルアナリティクスの画像

KPIを設定するだけでなく、測定し、分析し、ビジネス成果に繋げていく具体的な運用ステップと改善サイクルを回すことが重要です。

3-1. 【ステップ1】KPIの選定と目標設定:応募数アップに繋がるものを厳選しましょう

あなたの会社の採用目標に最も効果的に貢献するKPIを3〜5個に絞り込み、具体的な目標値を設定します。自社での実績がなくても、業界平均やベンチマークを参考にすることで、適切な目標設定が可能です。

3-2. 【ステップ2】測定ツールの導入と設定:GA4を最大限に活用しましょう

選定したKPIを測定するため、GA4を導入し、コンバージョンイベントを設定します。GA4は動画視聴状況からサイト内行動、応募まで一貫して追跡できる優れたツールです。合わせて、YouTubeアナリティクスやATS(採用管理システム)も活用します。

3-3. 【ステップ3】データ収集と分析:隠れた「有益」を発見しましょう

定期的にデータを収集し、「なぜこの数字になったのか?」を深く掘り下げて分析します。GA4のセグメント分析で動画経由ユーザーの行動を詳しく調べたり、業界トレンドと比較したりすることで、改善すべき点を見つけ出すことができます。

3-4. 【ステップ4】改善サイクルの実施:継続的な改善で成果を最大化

分析結果に基づいて、動画コンテンツ、プロモーション戦略、採用サイト、応募プロセスなどを改善します。この継続的な改善こそが、採用動画の効果を最大限に引き出すための鍵です。

4. 採用動画の効果測定に役立つ!業界トレンドとベンチマークを把握しよう

あなたの会社で採用動画の実績がまだなくても、業界全体の傾向や客観的なデータを知ることで、効果測定は十分可能です。これらの情報は、採用動画の価値を上司に説明する際の強力な根拠となるでしょう。

4-1. 採用動画の市場トレンドと普及率:なぜ今、動画が選ばれているのでしょうか?

近年、求職者の情報収集方法の変化により、採用動画の活用は急速に拡大しています。

  • Z世代の91.7%が就職活動中の情報収集に動画を利用しています
Z世代は採用動画を91.7%が見ている画像

出典:Z世代の学生9割以上が就活に動画を利用 期待することは「現場の雰囲気」視聴の目安時間は10分以内 倍速再生を7割が利用(プレスリリース)/株式会社インタツアー(旧 株式会社学生就業支援センター)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000058834.html

  • 総務省「令和4年版情報通信白書」では、幅広い年代で「動画を見る」割合が増加していることが示され、採用動画が幅広い求職者にアプローチできる可能性が裏付けられています

引用元:総務省「令和4年版情報通信白書」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/pdf/01point.pdf

これらのデータから、採用動画は現代の採用活動において「必須の情報源」となりつつあることが分かります。福島県内の企業にとっても、他社との差別化を図る上で動画は強力な武器となります。

4-2. 主要KPIの「業界平均」や「目標設定の目安」を参考にしましょう

具体的なKPI目標設定の際は、以下の業界平均が参考になります。

具体的な根拠:

  • 動画の平均視聴完了率: 一般的に約30%〜50%程度(出典:動画マーケティングプラットフォームWistiaやVidyardなど)
  • 動画からの採用サイトへのクリック率(CTR): 動画内にCTAを設置した場合、0.5%〜3%程度が目安
  • 採用単価の改善: 採用動画導入によりミスマッチが減り、長期的に採用単価が10%〜20%削減される事例も報告されています(出典:人材コンサルティング企業のレポート等)

これらの数値はあくまで目安ですが、あなたの会社の採用動画制作におけるKPI設定の基盤として活用できます。

4-3. GA4などの測定ツールの「潜在能力」を最大限に引き出しましょう

自社で採用動画の実績がなくても、GA4などの分析ツールを適切に導入・設定することで、将来的な成果につながる貴重なヒントを数多く得ることができます。

GA4ユーザーの行動を一貫して追跡し、採用動画が応募にどう貢献しているかを詳細に分析できるため、次の採用動画制作や採用サイト改善に直結します。

私たち【サイドウ】はGA4の活用支援も可能です。福島県内の企業様もぜひご相談ください。

5. まとめ:KPIと客観データで採用動画の真価を引き出し、貴社の未来を拓きましょう

この記事では、採用動画制作における効果測定の重要性から、応募数アップに直結するKPIその測定方法、そして改善サイクルまでを解説しました。

採用動画は、単に「作る」だけではその価値を最大限に引き出せません。

数字で把握し、分析し、改善を繰り返すことで初めて、その真価を発揮します。客観的なデータに基づいてKPIを設定し、効果を測定することで、あなたは上司に対して説得力のある報告ができるだけでなく、採用動画への投資を正当化し、次の採用戦略を自信を持って立てることができるようになります。

私たち【サイドウ】は、福島県内で採用動画制作サービスを提供しています。お客様の動画が最大限の成果を上げるために、今回ご紹介したような効果測定と改善の視点からも徹底的にサポートすることの重要性を深く認識しています。

あなたの会社の採用動画が、応募数アップに貢献し、企業の成長を後押しする強力なツールとなるよう、ぜひ今回ご紹介したKPIと客観データを活用してみてください。

福島県内での採用動画制作や、その効果測定に関するご相談は、ぜひお気軽に【サイドウ】までお問い合わせください。あなたの会社の採用課題に真摯に向き合い、最適なご提案をさせていただきます。

採用動画お見積もりサービス画像

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