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Blog採用動画 事例15選|フェーズ別の作り方と活用法

2025.09.09

結論:採用動画は“フェーズ(募集→エントリー→説明会→選考→内定→入社)”に合わせて作ると効きます。それぞれで目的/尺/置き場所/測る数字(KPI)を決めれば、問い合わせや応募が増え、辞退も減ります。本記事は作り方の型と事例をまとめた実践ガイドです。

採用活動でお悩みではありませんか?

「求人を出しても応募が集まらない」「せっかく内定を出しても辞退されてしまう」——。

多くの企業が抱えるこの悩みの原因は、求職者が各段階で知りたがっている情報を、適切なタイミングで伝えられていないことにあります。

求職者が求めることと企業が採用動画で表現したいことの差異

採用活動は「募集→エントリー→説明会→選考→内定」の5つの場面に分かれます。

求職者視点で必要な情報・タイミングに合わせて作ると、採用動画はぐっと効きます。

この記事は、その作り方と事例15選をまとめてご紹介します。

「そもそも採用動画って効果あるの?」という方は
→ まずは こちらの記事 で効果の根拠データをご確認ください。

採用に動画活用、効果ある?徹底解説記事

関連記事:採用動画の効果(KPIと改善策) / 社員インタビュー質問例 / YouTube広告×採用

目次

採用動画をフェーズ別に作るべき理由とは?

採用動画は1本ですべてを解決することはできません

なぜなら、求職者の求める情報が段階ごとに変化するからです。

求職者が採用動画を通して求める採用情報の変移
  • 募集段階:まずは会社の存在を知りたい
  • エントリー段階:応募する理由が欲しい
  • 説明会段階:仕事内容や制度を詳しく理解したい
  • 選考段階:他社との違いや価値観を確かめたい
  • 内定後:不安を減らして安心して入社したい

その段階に合った採用動画を用意することで採用活動の成功率は飛躍的に高まります

採用動画の作り方|成功事例から学ぶポイント

注:本記事の「15選」には、同一企業のシリーズ3本を含みます。各動画は役割やターゲットが異なり、別個の事例として掲載しています。

ここからは、各フェーズごとに最新の採用動画事例を紹介し、成功のポイントを解説します。

実際の動画URLも掲載しているので、ぜひ事例研究としてご活用ください。

【採用フェーズ:募集】募集段階で効果的な採用動画の作り方と事例

【この章の即使いメモ】
目的:〔まず知ってもらう〕
おすすめ尺:〔募集15–60秒〕
置き場所:〔トップ/採用LP〕
KPI:〔視聴25%到達率など〕
NG:〔万能1本にしない/字幕・スマホ比率を軽視しない〕

採用動画採用フェーズ:募集画像

解決すべき課題:会社の認知度不足

求職者が最初に求めるのは「どんな会社か、一瞬でわかる情報」です。短尺のWebCMやブランディング動画が効果的です。

【採用フェーズ:募集】認知度向上に成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体/li>
  • 尺の目安:募集15–60秒
  • KPI:視聴25%到達率

【ゼンコーグループ|採用動画】会社紹介ムービー(30秒ver.)https://youtu.be/f8mACR4LOeU?si=x6lB_BOwB1BBA5UR

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体
  • 尺の目安:募集15–60秒
  • KPI:視聴25%到達率

募集段階での採用動画活用ポイント

  • 15秒・30秒・60秒とバリエーションを用意
  • SNS・HP・求人広告で出し分け
  • 「一言キャッチ+象徴カット」で即伝達

【採用フェーズ:応募】エントリー段階で応募を促進する採用動画の作り方

【この章の即使いメモ】
目的:〔志望理由づくり〕
おすすめ尺:〔エントリー60–120秒〕
置き場所:〔トップ/採用LP/エントリーフォーム直前〕
KPI:〔視聴25%到達率/エントリー到達率 など〕
NG:〔万能1本にしない/抽象表現だけにしない/字幕・スマホ比率を軽視しない〕

採用動画の採用フェーズ:応募

解決すべき課題:応募動機が弱い

求職者に「ここで働きたい」と思ってもらう段階です。コンセプト動画や社員インタビュー、オフィス紹介が効果的です。

【採用フェーズ:応募】応募促進に成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:エントリー到達率
  • 社員インタビュー
    豊友工業株式会社 | 社員インタビュー【RECRUIT VIDEO】  https://youtu.be/g_y8Wpr2_MM?si=vgaEtU4JqN-4XHu2
  • 男性の仕事というイメージを払拭し、性別関係なく「職人」への憧れを奮起させます。
この事例の使い方(開く)
  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:エントリー到達率

応募(エントリー)段階での採用動画活用ポイント

  • 募集要項直前に短尺版を配置し応募を後押し
  • 多様な社員インタビューで固定観念を崩す

【採用フェーズ:応募】福利厚生や環境で興味を引く!オフィス環境を伝える採用動画の作り方

仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や働く環境を具体的に見せることで、求職者の不安を解消し応募を促進できます。

【採用フェーズ:応募】オフィス紹介で成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:エントリー到達率

  兼松エレクトロニクス(KEL)オフィス紹介 https://youtu.be/4Dre-u0e4QY?si=W-diUwuq_Ofj9t-P

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  • 設置先:トップ/採用LP/求人媒体
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:エントリー到達率

【採用フェーズ:説明会】説明会で理解を深める採用動画の効果的な作り方

【この章の即使いメモ】
目的:〔理解を深める〕
おすすめ尺:〔説明会5–10分(説明会の代わりにするなら30分程度)〕
置き場所:〔YouTube限定公開/説明会メール〕
KPI:〔説明会完走率 など〕
NG:〔字幕・スマホ比率を軽視しない〕

採用動画の採用フェーズ:説明会

解決すべき課題:仕事内容の理解不足

仕事内容やキャリア制度などを丁寧に伝える段階です。オンライン説明会動画が効果的です。説明会の役割を動画で担うと、遠方の求職者でも視聴できます。

また、採用担当者が同じ説明を何度もする必要がなくなり、効率化につながります。

【採用フェーズ:説明会】理解促進に成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:説明会メール
  • 尺の目安:説明会5–10分
  • KPI:説明会完走率
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  • 設置先:説明会メール
  • 尺の目安:説明会5–10分
  • KPI:説明会完走率

説明会段階での採用動画活用ポイント

  • チャプター分けで見返しやすさを確保
  • 福利厚生や評価制度は別動画で深掘り

【採用フェーズ:選考】選考で差別化を図る採用動画の作り方

【この章の即使いメモ】
目的:〔比較で勝つ・不安を減らす〕
おすすめ尺:〔選考3–10分〕
置き場所:〔採用LP/説明会メール〕
KPI:〔辞退率 など〕
NG:〔万能1本にしない/字幕・スマホ比率を軽視しない〕

採用動画の採用フェーズ:選考中

解決すべき課題:他社との差別化不足

求職者は複数社を比較する段階。座談会や連作インタビューで価値観を共有するのが効果的です。

【採用フェーズ:選考】差別化に成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率

中小企業への応用ポイント:大手企業でも「人」を最重要視するメッセージが効果的。中小企業なら「一人ひとりを大切にする風土」をより身近に表現できる強みがあります。

  • 座談会

新卒1年目の座談会。入社3ヵ月の本音。/NCS Recruit Movie 株式会社CONSCIENCE https://youtu.be/ch8dD6CcbIY?si=8ECyjUzaitEtJE-Z

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率

ざっくばらんに語る座談会動画は特に新卒採用で力を発揮します。

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率
この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率
この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率

選考が進むにつれ、求職者は企業を比較検討します。「転勤」「残業」などマイナスな印象を受けやすい要素が足を引っ張り他社へ流れてしまうケースもあります。とはいえ、本質的には「転勤」のメリットを理解し、前向きに捉えられる人材が企業に適した人材であるとも言えます。

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:選考後メール
  • 尺の目安:エントリー・選考60–120秒
  • KPI:辞退率

選考段階での採用動画活用ポイント

  • 同じ質問を複数社員に投げると一貫性が見える
  • マイナス要素も動画で解消する

【採用フェーズ:内定後】内定フォローで効果を発揮する採用動画の作り方

【この章の即使いメモ】
目的:〔不安を減らす・辞退防止〕
おすすめ尺:〔応援メッセージ2〜3分〕
置き場所:〔内定フォローDM〕
KPI:〔辞退率 など〕
NG:〔淡々とした動画〕

採用動画の採用フェーズ:内定後

解決すべき課題:内定後の不安払拭

内定後から入社までの空白期間に不安が膨らみやすいため、社員紹介や業務フロー紹介動画が効果的です。

内定フォロー段階での採用動画活用ポイント

  • 初出社の準備や流れを丁寧に伝える
  • 定期的に短尺の近況報告動画を配信

【採用フェーズ:内定後】入社前フォローで辞退を防ぐ採用動画の作り方と事例

解決すべき課題:内定辞退防止

「自分を待ってくれている」という安心感を与えるメッセージ動画が効果的です。

【採用フェーズ:内定後】辞退防止に成功した採用動画事例

この事例の使い方(開く)
  • 設置先:内定後メール
  • 尺の目安:2-5分
  • KPI:辞退率

入社前段階での採用動画活用ポイント

  • 先輩社員からの応援メッセージ
  • 入社前FAQを読み上げ形式で届ける

よくある質問|採用動画の作り方について

Q1.自社に必要な採用動画はどのフェーズですか?

A1.まずは自社のご状況をチェックしてみてください

こんなお悩みがあるなら…

  • 「そもそも応募がない」→募集段階の採用動画を参考に!
  • 「問い合わせはあるけど実際に応募してくれない」→応募(エントリー)段階の採用動画を参考に!
  • 「応募はあるけど説明会で離脱する」→説明会段階の採用動画を参考に!
  • 「最終面接で他者を選ばれてしまう」→先行段階の採用動画を参考に!
  • 「内定は出したけど、入社までに辞退される」→内定フォロー段階の採用動画を参考に!

Q2. 採用動画制作で最初に何をすべきですか?

A2. まずは一番困っている問題から手をつけることをおすすめします。すべての動画を一度に作る必要はありません。一つずつ改善していくことで、応募数の増加・ミスマッチの減少・内定辞退の防止が実現します。

Q3. 採用動画の効果や費用について詳しく知りたいのですが?

A3. 「でも、採用動画って本当に効果があるの?」「予算はどのくらい?」と不安な方は
【採用動画って効果あるの?】地方中小企業にこそ薦めたい5つのメリット|制作時のコツまで解説 をご覧ください。効果の根拠データや具体的な費用感、制作の流れまで詳しく解説しています。

まとめ|採用動画の作り方と活用法

採用動画の成功は、求職者の段階に合わせた動画制作と適切な活用にあります。この記事で紹介した事例を参考に、自社の課題に合った採用動画から始めてみてください。

サイドウでは、福島県を中心に採用動画の企画・撮影・編集・運用までトータルでサポートしています。「自社に必要な採用動画事例はどのフェーズなのか整理したい」という段階からでもご相談可能です。

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